すり減ったおろし金

ひとりよがりゲームプレイ記

『スーパーロボット大戦OG -ダークプリズン-』 プレイ記 第4話

第 4 話
オーディター・ガール

シナリオデモ

 同行を申し出るアルバーダと、それを承諾するシュウ。

  しかしガエンはそれで済むはずがないと警戒する。

 この人の去就も気になる。後の展開を踏まえると敵対するのだろうか?

 でもガディフォールに乗って立ちはだかられても……

 

 教団に500万人もいて誰も手伝わないのか?  と疑問を投げかけるアルバーダ。

 個人的にその意見に同意。

 シュウによれば教団は一枚岩ではなく、その全貌は誰も知らない。

 だからこそ信用のおける少人数で行動しているのだという。

 アルバーダたちを勧誘したのもある意味教団の人間より信用できるから、とのこと。

 

 ここで設定をガッチリ決めてしまうと、魔装機神のほうで新キャラ出しにくくなるからな……

 それに、アルバーダたちが一緒にいる理由付けも出来ている。

 

 改めてカークスのおさらい。ここも『第2次OG』だと不十分だった部分。

 カークスが上手くシュテドニアスを押し返せれば英雄。

 でも、フェイル王子がまだ生きているかもしれないと聞かれると……サフィーネの返答は含みがある。

 もちろん、サフィーネはフェイルが生きてるのを知ってるからね。

 

 ここでシュウの王位継承権についてもちょっとだけ触れられる。

 まあ、触れない方が変だ。いずれわかることだし。

 

 

 場所は変わってシュテドニアス陣営。

 ゴドル・ノーランド登場。確かラングランに駐在経験のある人だったか。

 

 そして……新キャラ登場!? これは意外。冒険してくる。

 名前はヨン。召喚された連邦軍人の様子。

 黒のショートヘアーでサイドだけ長い。メガネと髪飾りがキュート。

 ……イイ!

 

 そういえばシュテドニアス側についたOGキャラはマッド・ドッグ3人組とムラタぐらいだった。

 連邦軍人がいても、バランス的におかしくはない。

 

 フルネームはヨン・ジェバナ。階級は少尉。

 人型機動兵器開発実験隊の所属でロボットに興味があるらしい。

 ヨンの魔装機に触ってみたいとの申し出に、居合わせたディックは難色を示す。

 しかし、お互い様ではないかと切り返され、言葉に詰まる。

 

 ヨンはシュテドニアス軍の胡散臭さを何となく感じ取っており、協力には乗り気でないようだ。

 ここで出てくる「マスター」なる人物。誰だろう。

 とりあえず、考える時間が欲しいと返答を先延ばしにする。

 

 そんな中、グランゾン発見の報が。

 目の色を変えたヨンは行動を開始する。

 

 ヨン
(メインターム、アクセス! モード・アクティブ!)

 

 あれ、この台詞……腕時計? それってギリアムと同じだ。

 

 機体をオートで動かし、出撃しようとするヨン。

 ここで戦闘マップへ。

 気づいたが、この話で『EX』と同じテキストは一つも出てきてない。

 『EX』ではクワトロが仲間になる話だが……

 重大人物がいない分、かえって自由にやれたのかもしれない。

 

 ……あ、なるほど、クワトロ = イタリア語で「4」 = ヨンか。

 バジーナをもじってジェバナね。

 このストレート過ぎるネーミングセンス……また寺田氏か?

 

 

戦闘マップ

 ここでは神殿マップのエネミーフェイズ曲「さまよえる魂」。

 

 接近してくるパーソナルトルーパーを感知したシュウ一向。

 相手の正体が気になるので接触してみることに。

 

 現れたのはヨンの改造された量産型ヒュッケバインMk-II。

 試作型が全滅した一方、量産型の方で新しい機体が来たか。

 

 開発部隊でヒュッケバインの改造機を作っているなら、今後ヒュッケバインの系列に新展開を期待できるかも……!

 

 「可愛い子がテスターなら俺の乗り心地も試してもらいたい」などと言い出すアルバーダ。

 

 直球過ぎるわ!

 

 人型機動兵器開発実験隊は民間と協力せず、軍単独で開発・研究を行っている部署との事。

 彼女の第3人型機動兵器開発実験隊はインスペクター事件時にMIA扱いになっているそうだ。

 

 しかしそれは表向き。

 バルトールに関わっていたせいで、対外措置として部隊はなかったことになったというのが実情。

 ひでーなそりゃ。完全に貧乏クジ。

 

 しかしこの『ダークプリズン』でOG側の事情を持つキャラが出てくるとは。

 まったく予想外。いい意味で。

 

 シュテドニアス軍、出現。

 ヨンがシュウへ寝返ろうとしていると判断し攻撃を仕掛けてくる。

 

 ヨンはあっさりシュウ側につくことを承諾する。

 彼女もシュウに対して何か縁がありそうだが……。

 

戦闘開始

 機体を確認。

 ヨンの乗る機体は「プファイルIII(ドライ)」。ドイツ語で「矢」か。

 正式には「量産型ヒュッケバインMk-II MHRDT3カスタム」という名称。

 

 当然ながら顔にヒュッケバインMK-IIの面影はない。

 名前も変わってすっかり別の機体という印象。

 これだとアトリーム製の機動兵器って言われても信じるぞ。

 

 そして安定の空B。

 ソード・ランチャーを持ってるな。

 グレイターキンも同じ武装を持ってるけど……関係なさそう。

 

 キャラBGMは「AUDITOR GIRL」。AUDITORは「会計監査役」「聴講者」といった意味。

 若々しく爽やかな印象。華があっていいね。

 シュウの章は暗くなりがちだからなおさら。

 それにしても……揺れるな。

 

 SRポイントの条件が、「4ターン以内にヨンで6機撃墜」。

 無改造でこれって厳しいぞ……やっぱり攻撃も当てにくいし。

 気力をためてスイッチブレード・ガンを使うか。

 

 1ターン目からヨンを突っ込ませたがちょっと後悔。

 セレーナとの連撃でクリアしようと思ったが、ここで集中を1回使ったのでSPポイントが足りない。

 2~3ターン目までに何度かリセットをしつつ4機撃墜を確保。

 

 4ターン目に集中+スイッチブレード・ガンで達成。

 見た目は地味だが意外にアニメーションが派手。

 

 って、セレーナにM13ショットガンを使わせたら「よいショット!」なんて台詞が。

 ……さすがセレーナ。オヤジギャグレベルは超一流ですね。

 

 敵の増援はない様子。撃墜数を均等にしつつさくっと全滅。

 

戦闘終了

 弾を使い過ぎた一行。

 幸運にもヨンと一緒に転移してきたコンテナに補給物資があり、補給が出来そうだ。

 しかもグルンガスト弐式の2号機も一緒だとか。

 弐式キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆

 

 が、弐式は移動要塞の中にあるという。

 敵の戦力を尋ねるガエン。

ガエン
「移動要塞の数は?」
ヨン
「4です」

 ………。

 

 さて、グラビトロンカノンを使えば、移動要塞の破壊は出来なくとも足止めが可能である。

 しかし今のグランゾンでは他の武器のパワーを回す必要があり、チャージが完了するまでいい的になってしまう。

 それでもあえて火中の栗を拾いにいくことに。

 シュウからすれば、地上人の戦力増強は望ましいようだ。その目的は……

 

 地上人のために危険を冒す必要はないと一人反対するガエン。

 かと言ってシュウから目を離すわけにも行かず、結局はグルンガストの奪取に同行する。

 

 シュウの行動に意外性を感じるヨン。

 マスターって誰なんだ?

 

 シナリオエンドデモはなく、そのまま次回へ。

 

感想

 まさかの新キャラの登場にかなり驚き。

 前話に続き、かなりテキストを変えてきている。

 なんだか『OG1』の頃を思い出すような感覚だった。

 

← 第3話感想 第5話感想 →

 

   

Voice I-doll クワトロ・バジーナ

Voice I-doll クワトロ・バジーナ