すり減ったおろし金

ひとりよがりゲームプレイ記

『スーパーロボット大戦OG -ダークプリズン-』 プレイ記 第14話

第 14 話
レンカウンター

シナリオデモ

 陽動を達成し、退避中のアル達。

 前回のシュウの「手応え」について通信をかわす。

 シュウとサフィーネはテリウスの動向を見守るため、カークス軍本陣へのストーカー張り込みを続けるようだ。

 それならば自分も合流して説得に加わる、とモニカは申し出るのだが、カークス軍やフェイル軍と遭遇する確率が高くなり、二人でいる方が身軽だと断られてしまう。

 アル達は先にアジトへ戻っているよう言い残し、通信終了。

 

 あくまでシュウの力になりたいモニカ。アルは王女様さえよければ付き合うという。もっともアルとセレーナは任務ゆえ、しかもアルはシュウへの憎しみが見え隠れしているが……

 放っておくと何をしでかすかわからない、とガエンも同行を了承。

 シュウの意向を無視し、モニカとアル達の独断でザイア市へ向かうことになった。

 

 こうしてみると、曲がりなりにも所帯じみてきた感がある。プレイ前はこんな面子でうまくいくのか不安だったが……

 

 家族に例えるなら、シュウが一家の主だな。

 ガサツさがたたって男っ気ゼロ、長女セレーナ。

 バンドマン目指してはや幾年、まるで芽が出ない次男ガエン。

 地元警察からマーク済み、痴女サフィーネ。

 真面目で苦労人の優等生、四女ヨン。

 セレーナが中古セールで買ってきたお手伝いロボット、エルマ。

 下品なセリフばかり覚えるペットのチカ。

 

 そしてものぐさ料理の天才、主夫アルバーダ(割烹着装備)。

 なにこれ楽しい.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*☆

 でも隣に越して来られたらヤダ。

 

 さて、テリウスたちはカークス軍本陣への合流を急いでいた。

 先日のアルバーダ達や、シュテドニアス軍の襲撃が理由だが、テリウスは既に王都奪還作戦が始まっているか、あるいはもう完了しているかではないか、という所まで推測していた。

 意外に冴えた洞察を見せるな。やる気はないが暗愚ではないのです、この人も。

 このままカークスの言いなりになるままなのか、テリウスは一人沈黙する。

 

戦闘マップ

 そんなテリウスたちの様子を窺うシュウ。

 移動要塞に部隊が合流してからもう3時間たつ。移動のための戦力を集め終わったのかも知れないと予想する。

 そこへサフィーネが戻り、移動要塞が動く兆候をキャッチしたとのこと。後を追おうとするが、運悪く合流しようとしていたカークス軍の部隊がまだ存在しており、鉢合わせしてしまう。
 短時間で強行突破することに。

 

 勝利条件は6ターン以内に敵を25機以上撃墜。
 SRポイントの条件は5ターン以内に勝利条件を達成。


 しかしこちらはグランゾンとそこそこ改造したウィーゾル。
 雑魚にやられる心配はない。片っ端から蹴散らすだけ。

 

 1ターン目で隣接する位置に移動、
 2ターン目でツインユニットを組み、強襲で突撃。
 反撃でバカスカ落としていく。……強すぎる。
 次ターンも強襲を使って森の隣付近へ。

 

 更に次のターン。もう強襲が使えないのでツインユニット解散。
 ウィーゾルには残りの雑魚を任せ、グランゾンは森にいる連中を始末。
 グラビトロンカノンもつけてあげよう。
 生意気にも防御で耐えるヤツがいるので、ブラックホールクラスターでどれだけ効率よく始末できるかが鍵。


 ……ごくあっさりとSRポイント取得。

 

 風前の灯のカークス部隊。そこへ現れたのは……なんとヒリュウ改。

 『第2次OG』でいうと、リューネルートの第12話「遭遇」にあたる話か。

 

 しかし今優先すべきはテリウスの追跡で、足止めされるわけにはいかない。ここはまだ記憶が戻っていないフリをしてやり過ごすことに。マサキの時と違ってこの時点のシュウは芝居だったのか。

 

 ここでちょっとだけ新テキストが挿入。
 自らリューネ達の相手を申し出るサフィーネ。
 「生け贄にでもなんにでもなるといった台詞に嘘偽りはない」と強調してくる。
 そんなサフィーネにシュウは「頼りになる仲間なのだから」と無理をしないよう言い残し、後を任せて離脱。
 ここでもさりげなくシュウ一行側の心情を入れてくる。細かい。

 

 でもこの後の戦闘……サフィーネはキョウスケに貫かれるのを想像して身もだえしたり、ゼンガーすらドン引きさせたり、カチーナ(※25歳以上)相手にババア扱い(※サフィーネは20~22歳)されて激おこしたりしてるんだよなあ……

 いいシーンだったのに後を考えると色々台無しだ。

 

 さて、一人でいろいろ楽しんでるサフィーネを残し、テリウスを追うシュウ。

 チカはサフィーネだけを置いてきたことを心配するが、あの程度でやられるようでは私のパートナーは務まらないとシュウは余裕。実力は信頼しているんだな。

 

 さて、見方を変えれば魔装機神も災いを招く存在であり、見方を変えれば予言の「魔神」とも言える、と評するシュウ。
 魔装機神ラ・ギアスに何をもたらすのかを判断するのは、後世の歴史家かも知れない……と、ここで幕。

 しかしシュウよ、魔神(グランゾン)に乗ってるあんたがそれを言っても屁理屈にしか……

 

 ここでのPP回収が功を奏し、ようやくシュウに集中力をつけられるように。無双ぶりがさらに進行するな。

 

感想

  戦闘的には見るべき点は無く、次の話への繋ぎという感じ。

 それでもシュウの心遣いを入れてくる所はぬかりない。

 しかし戦力が増えないなあ。グランゾンがいるから大丈夫だけど…アハマドさんの参入が今から待ち遠しい。

  

 

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