第 26 話
漁夫は利を得るか
シナリオデモ
偵察ポッドを放出し、ヘブンゲート宙域の様子を探るアル達。
既に向こうは激戦区だった。
通り抜けて行ったサイバスターに被弾しますように、などと根性のねじまがった祈願をするチカ。シュウ、こいつ焼き鳥にしていいか?
メキボスが単身動いたのは、やはりセティらかつての知己を救うためだった。
メキボスの友達なんてどうなろうと知ったこっちゃないと、またも毒づくチカ。
シュウ、こいつ備長炭で50分じっくり炙って焼き鳥にしていいんだよな。
やがて、ゲスト機が次々と行動を停止していく。誰かが強制停止コードを使ったようだ。
これは『第2次OG』の第55話「ゲストとインスペクター」に相当する話だ。
……ということは、シュウが鋼龍戦隊に合流するのももうすぐ。
『第2次OG』より後の時間軸までカバーするとは思えないし、おそらく『OGDP』も終わりが近いはず。あと1、2話だろうな。
さて、メキボスは鋼龍戦隊と合流し、アル達とヨンが残された。
ヨンはこのままメキボスの艦隊に向かえという命令を受けていたが……
と、ヘブンゲートからたった1機で離脱していく機影を探知。
該当データはなく、ゾヴォークの新型の機体のようだ。
ここでもシュウは勘に従って行動。謎の機体を追跡することにする。
場面は変わってゲスト陣営。
ヘブンゲートという足がかりを失ったゼゼーナン。
なぜ事態を看過したのか、とクェパロクを問い詰めるが、クェパロク本人は自力で汚名を返上したいと言ったのはお前だ、とにべもない。
さらに、ヘブンゲートのバイオロイドが機能停止したのはゴライクンルの差し金ではないか、とまで邪推する。「兵器が失われればゴライクンルの受注が増え、懐が潤う」というのが理由だ。
返すクェパロクは、こちらのバックはゼゼーナンにも資金援助をしているのだからありえない、と一蹴。
うーん、ゼゼーナンが疑い深いのか、ゴライクンルに信用がないのか。
……両方だなきっと。
さて、クェパロクらゴライクンルの軍勢は既にメキボスの動きをとらえており、彼が鋼龍戦隊に接触したことも知っていた。
焦るゼゼーナンは、セティやゼブに特異点の件を知られる前にゼブを闇に葬ろうとする。
ここは『第2次OG』56話冒頭のシーンからそのまま戦闘につながる流れだ。
戦闘マップ1
4機のライグ=ゲイオスに攻撃を受けるロフ。
そこへシュウ達が駆けつける。
助けを申し出るシュウにロフは警戒するが、ヨンがいることに驚く。二人とも面識があったようだ。結構メキボスも顔が広いな。さすが名家ボルクェーデの出。
ヨンの説得でロフは助力を承諾してくれた。まずはライグ=ゲイオスを破壊しなければ。
おや……このマップはタイトルがまだ未定だぞ。
下手をするとここで最後かもな……
たった4機だし、手こずる要素はない。
HPの減っているロフをかばいつつ全機撃破。
さらに合流前にゼイドラムの機能を停止させ、細工してロフが死んだようゼゼーナンに見せかける。ちょろいものよ、ゼゼーナン……。
シナリオデモ2
さて、ロフを保護したシュウは、鋼龍戦隊へ合流を決める。
ロフのほかにサフィーネがついて行き、モニカはここに残るようにと言い残す。
が、モニカは強硬に反対する。
それはシュウなりの気遣いであると、嫌々ながらも指摘するサフィーネ。
だが、それを聞いたモニカは増々動向を強く申し出る。
やむを得ず、モニカも加えた4人が鋼龍戦隊へ行くことに。
テリウスは残って連絡役だ。
アル達もついて行こうとするが、シュウから現在ゲストの勢力下にあるマオ・インダストリーの解放を頼まれる。
月面には他にも軍事企業はあるが、シュウは鋼龍戦隊と縁が深いマオ・インダストリーのスタッフを失いたくないのだと言う。
……月に他にも軍事企業ってあったっけ?
ダニエル・インストゥルメンツかな……それともまさか、アシュアリー・クロイツェルという大穴か。
ともあれ、アルは意外にもすんなり引き受け、月面へ防衛任務に向かうことに。
アルは鋼龍戦隊が一緒なら迂闊な真似は出来ないだろう、というあてがあった。そして、シュウに貸しを作っておく、という目論見も。
そんな中、鋼龍戦隊が月面へ降下を開始する。メキボスが連れてきた機動部隊も一緒だ。やはりゼゼーナンに停戦命令は通じなかったようだ。
彼らの動きに合わせ、シュウの依頼通りアル達もマオ・インダストリーへ向かう。
テリウス
「あ、僕は出なくていいんだ。良かった」
留守番と言われ、露骨に安心するテリウス。
この怠惰王子も焼き鳥にしようかな。
まあテリウスがいても大した戦力にはならないけどさ……
せめてステータス面でも魔力が高いという設定を反映させてください(切実
今回のメインはこっちか。しかも戦力半減となればかなり厳しいぞ……
戦闘マップ2
交戦中の連邦軍とゲスト。一進一退の攻防が続く。
そこへ大量のミサイルが飛来し、守備についていたゲスト軍が全滅する。
現れたのは……オーグバリュー率いる部隊。
OG設定だとオーグバリューは量産されており、複数あるのは当然。
乗っているのがゼブでないのは確かだ……パイロットはキナハだった。となるとゴライクンルの部隊か。
しかしゾガルの正規軍を攻撃するとは、なりふり構わん奴らだな。危険だ。
キナハは連邦軍にも攻撃を仕掛け、これを全滅させてしまう。
どさくさまぎれにマオ・インダストリーを制圧する気か?
正規軍を攻撃した以上、もうゴライクンルはゼゼーナンを見限ったと推測するヨン。
ヨンはキナハに対し、枢密院からの召還命令が出ていることを告げ、投降を勧告する。よく働く部下だ。メキボスは恵まれてるよ、ホント。
しかし、ゴライクンルの後ろ盾があるキナハは受け入れない。
ゼゼーナンの軍勢を攻撃しても、揉み消せるだけの影響力は持っているようだ。
次作でもかなり暗躍しそうだな、こいつらは……
ヨンとしてはキナハを拘束したいところだが、施設の防衛が最優先であり確約はできないと他の二人。
さて、SRポイント取得条件は……
「5ターン味方フェイズ以内にオーグバリュー以外の敵を全滅」。
こっちは3機しかいないんだぞ! ……まあかなり強化してあるし、自軍の底力を信じよう。
例によってアルとセレーナのコンビで突っ込ませる。
1ターン目は様子見。闘志は使わないでおく。
ヨンは少し出遅れるので、倒し損ねたザコを始末してもらおう。
やはり強化のおかげでかなり強い。反撃すればHPを半分以上に減らせてしまえる。
厄介なのはキナハの周囲を固めるゲイオス=グルードの集団だ。
闘志を一応使っておくか。
意外なほど敵がもろく、SRポイントは3ターンであっさり取得。
数が少ない分強化した弐式に攻撃が集中したため、むしろ数を減らしやすかった。
後はキナハを撃墜できるかどうかだ……さすがにオーグバリューの火力を受け切れるか自信がないが、試してみるか。
アルの弐式をぶつけてみるが、やはり2000近くのダメージ。
底力をLv9にしておくんだったか。
幸い、キナハは防御効果のない平地に居座っている。
こっちはクレーターに陣取って、エルマの信頼とヨンの修理でしのぎつつ削っていく。
セレーナとヨンはほとんど被弾しないので問題ない。
オーグバリューはHP回復(小)があるせいで調整がしづらい。
残りHP24000だが、勝負に出る。
アルは魂の計都瞬獄剣、セレーナの熱血クレーバーにヨンのガン・スタブレーダーで援護させる……
お、倒せた。意外に火力が育ってたな。アルが実に頼もしい。
動きを止めたキナハ機を拘束しようとするヨン。しかし、奴はこういった時に備えてオーバー・ブーストを用意してあり高速で離脱。逃げられてしまった。
追撃は諦め、残ったバイオロイドを排除することに。
シナリオエンドデモ
事後処理をセレーナとヨンに任せ、アルはリン・マオと面会する。
社長、『第2次OG』じゃあ月がバラルの園に砲撃されたというのに、エンディングでも完全スルーというひどい扱いだったな。
共和連合は掘り下げられても、旧シリーズの主人公の扱いがこれじゃあ……
幸いにして新型機のデータやパーツは最優先で運び出していたため、ゲストに奪われたものはないらしい。
リン
(Mk-X……そして、これから作る
エクスバイン・タイプL、タイプRの開発関連データを
奪われるわけにはいかなかったからな……)
エクスバインを新たに作るのか……こいつのDLコードが同封されていた『INFINITE BATTLE』には両タイプがいるらしいが、ほとんどプレイしてないので詳しくは知らない。が、反省はしていない。
どう考えても『ダークプリズン』方がメインであっちはオマケだろう。
『OG』の流れで行くとヒュッケバインにふさわしいのはリョウトなんだよなあ。
ぽっと出のイングが正規パイロットに収まるのは筋が違う。
ベルゲルミルの系列機に乗るならともかく。
さて、ゲストは例によってマオ社を後々プラントとして運用するつもりだったらしく、施設自体はほとんど無事。
スタッフも軟禁されていたが危害は加えられていなかったようだ。
そこへテリウスから連絡が。
シュウは鋼龍戦隊と共にゼゼーナンを倒したという。
これでひとまずゲストとの決着はついた。
アルは残りの敵と戦うことになるはず。挨拶もそこそこにマオ社を後にする。
お、SRポイント全取得のトロフィーを獲得。
いよいよ次が最後だな……
感想
戦力半減のステージということできつそうだったが……
改造を十分にしておいたお蔭でどうということはなかった。
今回は味方ユニットきわめて少ない上に、モニカのエースボーナスのおかげで改造資金が全体にいきわたり易いんだな。
その分、EXハードをやる時の苦労を考えると今からめまいが……まあ必ずクリアするけど。
そしてゴライクンルの無茶さも印象的。
次作ではおそらく姿を現すであろうゼ・バルマリィ帝国本国とどう絡んで来るか……
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