すり減ったおろし金

ひとりよがりゲームプレイ記

『スーパーロボット大戦OG -ダークプリズン-』 プレイ記 第19話

第 19 話
邪神解放

シナリオデモ

 

 トロイアの封印を解くべく、グリモルド山に接近しつつあるシュウ達。
 ここはオリハルコニウムの産出地だ。

 

 知っての通り、オリハルコニウムは精神感応性のある希少金属で、魔装機の装甲素材にも使われている。

 また、最近はプロポーズ代わりとしてオリハルコニウム製のアクセサリーを贈るのも流行っている。

 

 シュウにオリハルコニウム製のリングをプレゼントしたいと言い出すモニカ。

 サフィーネは抜け駆けするなといきり立つが、もう宣言したから抜け駆けではない、と軽くいなされてしまう。今回はどうもモニカの方が一枚上手な気がする。

 

 ヨンもお土産にアクセサリーを持ち帰りたいと、珍しく女の子らしい面を見せる。意中の人でもいるのか、とからかわれるが、あくまで研究用の素材として、と返す。あやしい……

 

 と、ここで意外にもシュウから一言。

シュウ
「あれをSRX計画へ供給したのは、私なのです」

!?

 

!?

 

!?

 

!?

 

 SRXにゾル・オリハルコニウムが使われているという設定は以前からあったが、『OGシリーズ』では誰がもたらしたか長い間不明のままだった。

 ようやく明言されたな……『OG1』(2002年)が世に出てから11年越しか。

 

 シュウがオリハルコニウムを提供した理由は、イングラムの動向や持っていた知識を得るためで、いわば取引のようなものだったという。

 あいにく彼が知りたかった情報は得られなかったが、SRXが強化されたので結果的にはOKらしい。

 本当に知りたかった情報とは「覚えがない記憶」だとか。虚憶のことだな。

 

 さて、そろそろ入り口が見えてきた。なぜか戦闘の痕跡が観測される。

 が、敵ではなく教団がまわしてくれた手勢らしい。

 いよいよ旅の終点……

アルバーダ
ジェシカ……俺はお前の仇を討てるのか、それとも……)

 なるほど……アル自身が南極のあの現場に居合わせたのではない、という話も辻褄があったな。恋人の仇ということか……。

 

戦闘マップ

 鉱山奥へ到達した一行。そこに待っていたのはルオゾールと……

 

 ヂーヱン!?

 

 こいつは驚き……まさかOGに出るとは。昔からの魔装機神やザコ魔装機はともかく、『魔装機神II』で登場したユニットの逆輸入があるとは思わなかったぞ。

 

 よく考えたらルオゾールとの顔合わせは初めてだった。彼の乗機ナグツァートの特性、半分がアストラル界に属していることが説明される。破るためには準備が必要なのだが、その方法は秘密。

 当然ながらヴォルクルス教団が地上人達を放っておくわけがない。それはアルも予想済みだ。しかもこれだけの数のヂーヱンを展開してたらねえ。

 

 戦闘の痕跡はサイバスターと鋼龍戦隊によるものだった。呼び出したヴォルクルスの分身をけしかけたものの、サイバスターたちは勝利してしまった。ただし、そのおかげでマサキ達の目はここから逸れたので結果的には目論み通りである。

 

 さらに、現在マサキ達はフェイルロードと交戦中のはずなので、ここへ現れることはないという。シュウの予測通りになったことに驚くモニカやテリウス。

 

 さて、儀式を行うのだが、ガッデスが残したグラギオスの封紋が厄介である。これを破るため、シュウ、サフィーネ、モニカ、テリウス、ルオゾール、ガエンが先行する。
 地上人組は残ることに。ちゃんと約束は果たしてもらえるのか、との問いにシュウは「あなた達次第」と意味深な言葉を残して去って行った。

 

 お目付け役の教団の連中と共に、アル達は成り行きを見守る……。

 

 

 場面は変わり神殿最深部。

 

 いよいよ儀式が始まるのだがここでガエンが、シュウはヴォルクルスに対し叛意あり、と主張する。
 しかし、あれはやむを得ない措置だったと釈明するシュウ。


 ルオゾールもグランゾンにヴォルクルスの羈絏があることが忠誠の証であると語り、ガエンの主張を退ける。

 この点においてルオゾールはシュウに絶対の信頼を置いているのである。が……

サフィーネ
「あらあら、ガキねぇ。私なんて、痛いのも好きよ♥
 それに、最初は痛くても、その内にそれが……」

 やっぱりサフィーネはこうでなくちゃな……(白目

 そしてモニカにグランワームソードが向けられる……

 

 ここで暗転。再び視点はアル達へ。

 

 お約束通り「お前達にはここで死んでもらう」なヴォルクルス教徒たち。

 まずはこいつらを片づけようということか。

 『EX』のように最終戦の一歩手前がデモンゴーレム(青)じゃ興醒めだからな。

 

 このヂーヱン、全機HP10000越えな上に厄介な「殃する異怪」(わざわいするあやかし)を使ってくるのでかなり手ごわい。

 しかもこちらの戦力はたったの4機。

 その上SRポイント取得条件は3ターン以内に敵全滅だと……

 ま、まあ難しいがやってみよう。

 

 アルバーダとセレーナはツイン精神の闘志、さらにセレーナは集中をかけ突っ込ませる。

 ヨンはアハマドと組ませて左側へ。
 こっちも集中があるし、まあ心配ないか…

 

 敵の攻撃はやはり一撃一撃が重い。

 弐式の装甲値でもどんどん削れていく。

 

 しかもSPの配分を間違った。2ターン目で連撃が使えない……

 こりゃ駄目だ、リセット。

 

 そもそも、ここでは連撃はあんまり意味ないな……

 ということでSPは闘志にだけ振り分ける。

 

 ヨンとアハマドはヒット&アウェイの力で敵陣奥へ。

 ここでアハマドが足を引っ張り敵の攻撃に当たりまくる。

 どうした、それでもアハマド神か!?

 

 上手くいかず何度もリセット。

 さすがに決戦手前は難易度高い。

 もうちょっとソルガディの運動性を上げておくんだったか……。

 

 10回ほどのリセットののちようやくアハマドが生き残れた。

 ここさえ乗り切れば大丈夫。

 

 敵はほとんど削れているので制限ターン内に仕留められる。

 と、ここでアルが魂を習得。単独で魂とはやるな……

 

 どうにか片付け終えてマップクリア。

 いよいよ次回はヴォルクルスとの決戦だ。

 シナリオエンドデモはなし。

 

感想

  ヴォルクルスとの決戦の前座、ということであまり注目していなかったのだが……

 まさかのオリハルコニウム出所への言及、まさかのヂーヱン登場とかなり驚かされたステージだった。本当に意外な所でサプライズを入れてくる。

 難易度もかなりのもので手応え十分だったけど、この分だと決戦の難易度が怖い……。前回確かにザコが少なくてきついとは書いたけど、ザコも強いとなるともう……(ビクンビクン

 

 

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