挨拶
気まぐれでブログ開設。
と言っても『スーパーロボット大戦OG -ダークプリズン-』の感想をダラダラ書くだけだから、何の面白みもないけど。
閲覧者のことも特に意識しないのであしからず。
クリア後の評価
難易度 | グラフィック | シナリオ | BGM |
80 | 80 | 85 | 80 |
総合 | |||
85 |
※100点満点中
各話リスト
始める前に一言
特に読む価値もないので、必要ない方は飛ばして本編へ。
『第2次OG』は……面白いという人の言い分はわかるけど、自分はダメだった。特に『EX』編にはがっかり。
原典に忠実すぎる
SFC版の『EX』のテキストに忠実すぎて先が読める。マサキとリューネの合流もなし。ボイスは大量に用意してあったようなのだが……
絡みの少なさ
「各キャラクターと魔装機神のキャラがこう絡んだら面白いだろうな」というようなシーンがほぼない。
ゼノサキス家でのテュッティとユウのやり取りが、唯一の清涼剤ではないだろうか。
個人的にはミオとエクセレンが同じ場にいて一切会話しなかったのが一番泣けた。
数々の省略
これが一番多い。色々あってすごい不自然。
- いつの間にか鋼龍戦隊のメンバーに対してラ・ギアスの説明が済んだことになっている。
- 邪悪な術を使う魔神官が出てきても、誰一人としてあいつは何者なんだ!? と聞かない。見るからに怪しいヤツを怪しまないってどういうこと!?
- カークスが台頭してきているらしいがどんな人物なのか説明がなくキャラクター図鑑に丸投げ。フェイルとカークスとの会談シーンで初めてわかる。
- シュウがラ・ギアス出身であること、ラングランの王族であること、ヴォルクルス信者であり背教者として扱われていることなどが省略されている。どう考えても避けられない説明だと思うんですが。
- 『OG外伝』でシュウを倒したという重大な事実を、マサキがセニアやフェイルに伝える場面がない。
- シュテドニアス軍からセニアが救出されても全スルーのフェイル。フェイル、お前……
- マサキとセニアはコンタクトを取っていた様子なのに、フェイルが生きていることを教えていなかったセニア。
- セニアの活躍シーンがまるっと削除。デュカキスのデの字もないレベル。
象徴的なのがテリウスの出奔シーン。
『EX』だと、「テリウスは偽者かもしれない」→「セニアが調べてみる」→「テリウスは逃げ出したらしい。居場所がわかったから急行しよう!」
という流れだったのが、
『第2次OG』では「テリウスは偽者かもしれない」→「セニアに調べさせたいと思っているが……」→「たまたま針路上にいました!」
ということに。
偶然出会ってしまえるなら、セニアのシーンの必要性がなくなり、「フェイルが戴冠式を見て偽者だと気づく」シーンの意味も、「フェイルがテリウスの母の件を話すシーン」をやる意味もなくなる。一つの改編でドミノ式に不都合が生じるのだ。
シナリオを一部変更したなら、それが他の箇所にもたらす影響も考えないとならない。家の設計図を変えた結果、台所に水道を繋ぐのを忘れました、じゃ困る。
ウィンキーソフトとの折衝が大変とか、ヒュッケバイン絡みで相当ごたついたんだろうとか、事情が色々あることは予想できる。
でも言ってしまえば、こちらにスタッフ側の事情を忖度して甘めに採点する義理はない。
出た話だけが評価される。おかしい部分はおかしい。
アニメーションで動く魔装機には感動した。
戦闘ボイスもOGの標準より長めで、2行とか3行表示する台詞が多かった。
それだけにシナリオとの落差で愕然としたのが感想。
期待感
そういうこともあって、今回の出来は非常に不安。
いい意味で期待を裏切って欲しいが、シュウの章はいわば外伝中の外伝。何せこの面子では盛り上げようもないし……あんまり期待しないでプレイ開始。
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